レッドウィング・ジャパンが放つ期待の新シリーズ「オールドアウトドア」ラインの第一弾、スポーツオックスフォードの発売がいよいよ目前に迫りました。
このところ、過去の名作の復刻を行う一方、チャレンジングな新作の提案も欠かさないレッドウィングですが、海外ではどのような動きがあるのでしょうか。
SNSなどを通して流れてきた情報をまとめてみました。
ウィークエンダーにチェルシーが登場
2016年に北米、ヨーロッパ向けに登場したウィークエンダーシリーズ。
ウィークエンダーは屈曲性の良いソールにコンフォートフォースフットベッドを標準装備し、素足でも履ける快適性を持っているのが特徴です。また、ヘリテージラインで唯一のステッチダウン製法により、今までにない軽量な作りとなっています。
そんなウィークエンダーに、この春チェルシーが仲間入りしました。
サイドゴアブーツでありながら軽量で快適。
紐を結ぶ必要もないので、一度履いたら病みつきになりそうですね。
日本でのスポーツオックスフォードやベックマンフラットボックスの発売もそうですし、このウィークエンダーや先芯抜きのマーチャント、シェルダン、軽量ポストマンもそうですが、レッドウィングの軽量化・快適化路線はグローバル戦略のひとつなのかもしれませんね。
ワークオックスフォードの逆輸出
レッドウィングは言わずもがな、アメリカで生まれたアメリカのシューメーカーです。
ですが、ここ数年、日本企画のレッドウィングが相次いで本国やヨーロッパで発売を迎えています。
この春も、また2足の日本企画モデルが北米で発売されました。
ラウンドトゥのワークオックスフォードです。
写真のオロラセット・ポーテージ8001と、レザー違いのブラッククローム8002。
今まで逆輸出されたのは復刻アイリッシュセッターシリーズなど特別感のあるモデルばかりでしたが、今回は定番のひとつであるラウンドトゥワークオックスフォード。
またひとつ、日本のアメカジが世界に認められたようで嬉しいです。
ミネソタにWall of honorが登場
これは特定の靴の話ではないのですが、米ミネソタ州にあるレッドウィングのミュージアム兼フラッグシップストアで「Wall of honor」という展示が始まったそうです。
左に少しだけ写っているのが有名な「The World’s Largest boot」です。
あれ?この場所は。。。と思った方、そうです。
全サイズ×全ワイズ、77パターンの877が展示されていたあの場所です。
去年の夏から何か模様替えしてるなとは思っていたのですが、、、
出来上がったのは履き古されたブーツを展示するWall of honorでした。
Wall of honorというのは、スポーツや芸術で活躍した人の栄光を讃えるためにトロフィーやレコード、写真などを壁一面に展示したものを指すようです。また、戦没者の名前を書き連ねた慰霊碑もWall of honorと呼ばれることがあるそうです。
レッドウィングのWall of honorは、古びたブーツの壮大な物語を語ってくださいという呼びかけに各地から応募されたブーツの中から、選りすぐりのブーツを展示しているようです。
展示中のブーツはこちらのサイトでも紹介されています。
見事なまでに履き古されたブーツの何とカッコ良いことか。
募集は今でも受け付けているようなので、我こそはという方は応募してみると良いかもしれませんね。日本人第1号になれるチャンスですよ。
私のブーツは、、、ちょっとコンセプトと違うので辞退させていただきます。
877の壁は一度で良いから見に行ってみたいと思っていたのでなくなってしまったのは残念ですが、新しいWall of honorもブーツ好きにはたまらない展示ですね。
いつかこのブログで訪問記でも書けたら最高ですね。
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