そろそろレッドウィングジャパンの新作が店頭に出始める時期ですね。
例年だと日本より早く新作情報が出始める欧米レッドウィングから、本日ようやく公式アナウンスがありました。
今回の北米、ヨーロッパの新作はこちら。
私も愛用中のホワイトソールポストマンです。
カラーバリエーションの追加と思いきや?
これをパッと見た時、単純にカラーバリエーションの追加だと思ったのですが甘かったようです。
最初に違和感を感じたのは、カッパー ラフ&タフとチャコール ラフ&タフの2色。
これ、前からあるよね?ってことでよく見てみると、、、、
ありましたありました。
既存のホワイトソールポストマンとの違い、そして時代のニーズに合わせた進化が見えてきました。
さらに軽くなったAtlas Lite Tred sole
まず目に付くところでは、ソールが進化したようです。
RedWingHeritageの公式ツイッターではこのように説明されています。
with a new, lighter Atlas Lite Tred sole.
そう、既存シリーズに使われているアトラストレッドソールから、さらに軽いアトラス”ライト”トレッドソールにアップグレードされたようです。
アトラストレッド、、、元々とても軽いのですが、これより軽いって、ちょっと画期的ですね。
単純に薄くなっただけのような気がしないでもないですが、これは気になります。
あれ?ライニングが、、、ない!?
さらに両者を見比べていると、決定的な違いが。
こちらが新しいホワイトソールポストマン。
そして、こちらが私が持っているのと同じ既存のホワイトソールポストマン。
新しい方はヒールにカウンターポケットのステッチが入っています。
ポストマンはトゥからヒールまでつながったキレイな一枚革が特徴なのに、なんでわざわざこんなステッチを入れるのか?と思ったら、この写真を見て納得です。
新シリーズはライニングが付かない仕様のようですね。
既存シリーズではライニングにカウンターを挟み込んでいたのですが、ライニングがなくなったことでカウンターポケットを付けないといけなくなったようです。
この製法は9895やこの春の新作である茶芯オックスフォード9894と同じですね。
ソールが軽くなり、ライニングがなくなり。。。
となると、あれも。。。?
あ、もしかして先芯もない??
さらに、先ほどの2枚の写真を見て勘の良い方ならお気付きかもしれませんが、どうやら新しいホワイトソールポストマンは先芯が入っていないのではないかと思われます。
Weekenderしかり、Merchantしかり、ここ数年欧米レッドウィングの新作はリラックス感を求める方向性なので、ライニングがないということは先芯も入れてなかったりして、、、と思って見比べて見たら、あの通りです。
新しいポストマンは、既存のポストマンより軽く、足なじみよく、カンファタブルに進化を遂げたようです。
まとめ
今回発売されたのは以下の4モデル。
- 3117 オックスブラッドメサ
- 3118 カッパー ラフ&タフ
- 3119 チャコール ラフ&タフ
- 3120 ホーソーンミュールスキナー
見た目こそ大きな変わりはありませんが、時代のニーズに合わせて確実に進化した新しいポストマンたち。
レッドウィングはこうした進化の繰り返しで、世界中で愛されるシューメーカーに成長してきたのでしょうね。
そして、その成長が今もなお続いているということを、今回の新作で垣間見ることができました。
このコンセプトだと今回も国内正規販売は難しいでしょうが、国内に入ってこなくてもお気に入りのシリーズがこうしてバリエーションが増え、新しくなって行くというのは嬉しいものです。
そんな気持ちになったNewホワイトソールポストマンの新作情報でした。
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