【レッドウィング】オイルドヌバックのブラックスミス2962のお手入れ

昨年末に行った一連のレッドウィングメンテナンス。

Maintenance
「Maintenance」の記事一覧です。

実はあと1足記事にできていないのがありました。
今さら感は否めませんが、せっかく写真も撮ってあるのでアップさせていただきます。

年末メンテナンスのトリを飾るのはこちら。
オイルドヌバックのバーボンユマレザーを使ったブラックスミス《2962》です。

[RedWing 2962 Blacksmith BourbonYuma]

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バーボンユマのブラックスミス

まずはブラックスミスって何?という方はこちらの記事をご覧ください。

Horiは【レッドウィング2962 ブラックスミス】を手に入れた!
久しぶりにレッドウィングを買いました! 調べてみたら最後にレッドウィングを買ったのは去年7月。...

このブラックスミスにはユマレザーというオイルドヌバックが使われています。

革の裏側を起毛させるラフアウト(スエード)とは違い、ヌバックは表側の銀面を起毛させたレザーです。

[RedWing 2962 Blacksmith BourbonYuma]

スエードより細かく均一な起毛感ですね。

オイルドヌバックは水に強くキズも付きにくいので、登山靴などのアウトドアシューズに使われることも多いレザーです。

ヌバックのお手入れ

さて、そんなヌバックのお手入れですが、起毛革なのでスエードと同じように栄養入り防水スプレーをお勧めしているサイトも多いですが、私はさらに深い味わいを求めてオイルでメンテナンスしています。

Shoe care goods

使うのはたったこれだけ。

  • ワイヤーブラシ
  • デリケートクリーム
  • レザードレッシング

まずはワイヤーブラシで全体をブラッシングします。
微起毛にオイルでホコリが付きやすいので念入りに。

ワイヤーブラシをかけると、全体がひっかきキズが付いたように白っぽくなりますが、怯まずガシガシブラッシングしてホコリを取り除きます。

[RedWing 2962 Blacksmith BourbonYuma]

ブラッシングが終わったらオイルなのですが、塗るのにはちょっとしたコツが要ります。

まず、起毛革なのでオイルを塗り広げるということができません。オイルを付けたクロスで触れると、瞬時にレザーがオイルを吸収します。
無理に塗り広げようとすると、クロスの繊維が表面に付いて取れなくなってしまうので、ポンポンと叩くように塗布して行くのが正解です。

もっと良いのは液体オイルを刷毛で塗る方法のようなので、持っている方は試してみてください。

片足を塗り終えると、こんな感じです。

[RedWing 2962 Blacksmith BourbonYuma]

このまだらな感じに最初は怯みましたが、時間を置けば均等に浸透するので大丈夫です。

両足に塗り終えたらしばらく放置。

[RedWing 2962 Blacksmith BourbonYuma]

この間にオークレザーインソールにデリケートクリームを塗っておきます。

30分もするとこんな感じになります。

[RedWing 2962 Blacksmith BourbonYuma]

良い感じに馴染みましたね。
さらにひと晩経つ頃にはもっと均一に浸透します。

[RedWing 2962 Blacksmith BourbonYuma]

ヌバックのお手入れは以上。

基本的にはブラッシング→オイルだけの手間いらずです。
お好みで仕上げのブラッシングでもう一度起毛させても良いですし、防水スプレーを振っても良いかもしれません。

[RedWing 2962 Blacksmith BourbonYuma]

オイルドヌバック。

なかなか面白いレザーです。

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