レッドウィングを一足買いました。
今回買ったのはこちら。
アンティークシガーのベックマンチャッカ9017です。
先月買ったNewベックマンオックスフォード9046の満足度が非常に高かったので、色違いの黒を買おうかと検討していたのですが、最終的になぜかこのOldベックマンチャッカ9017にたどり着いていました。
黒のベックマンオックスフォード9047からこのベックマンチャッカ9017への道のりはこうです。
- 9046が気に入ったから黒の9047も買ってみようかと思い始める。
- 時同じくして、仕事でブーツを履きたいが今の職場だとちょっと難しい。。。真ん中を取ってチャッカならあり?と気付く。
- チャッカと言えばNewベックマンチャッカがあるじゃん!黒は履く機会が少ないから9047じゃなくチークのチャッカ9048にしよう!
- でもせっかく買うのに同じレザーで同じラストというのもなんだかもったいない気もするなぁ。。。
- そう言えば旧い方のベックマンチャッカってどんなのだったっけ。。。アンティークシガーフェザーストーン!?なにこれカッコ良い☆
- 9017ってアメリカのブルックスブラザーズで定番展開されてるの!?トラッドの大御所お墨付きってことは仕事にもバッチリじゃん!
仕事用だったらMil-1◯◯や◯◯エスカイヤもありなのかもしれませんが、9011と9046が甚くお気に入りの私にはベックマンの名前が付いてフェザーストーンを使った9017以外に選択肢はありませんでした。
ということで、めでたくクリスマスイブにポチったのでした。
悪名高いラスト224とサイズ選び
この9017に使われる木型は、当時ベックマンオックスフォードとベックマンチャッカのためだけに開発された専用ラスト224です。
これが幅は狭いわ甲は低いわで日本人の足に合いづらいと評判のくせ者でした。
その評判は前々から聞いていたので多少の心配はありましたが、それ以上にこの靴の魅力に取り憑かれてしまっていたので躊躇なく購入に至りました。
選んだサイズは念のためいつもよりハーフサイズ上のUS9.0。
試着してみた限りではいつも通りのUS8.5でも行けたかな?という感じですが、最近仕事用には薄いインソールを入れるようにしているので、結果US9.0でジャストでした。
想像以上のカッコ良さ
さてこのベックマンチャッカ。
箱から出すといつも通りアメリカのプライドがびっしり。
あ、プライドじゃなくホコリでした。
そのホコリを丁寧にブラッシングして、、、クリームナチュラーレを塗って、、、
さらにブラシで磨き込むと、、、
ヤバい、想像以上のカッコ良さです。
フェザーストーンの底光りするような光沢。
このアンティークシガーという色は9016などに使われるシガーにさらにアンティークフィニッシュを施したものだそうで、元々深みのある良い色をしています。それがこの深い光沢につながっているのですね。
細身の木型で2アイレットなので、スッキリとスマートなところもgoodです。
後ろ姿も端正そのもの。
この丈は初めてなので、改めてチャッカを買ったんだなと実感します。
ちなみにこのベックマンチャッカはヒールのカウンターポケットがスエードになっていました。
手持ちのレッドウィングでこの仕様は初めてなのでちょっと得した気分です。ここがスエードだとかかとが抜けにくくなると聞くので、履いてみるのが楽しみです。
他のベックマンファミリーとの比較
先月買ったベックマンオックスフォードに続いてこちらもベックマンファミリーの一足。
フェザーストーンにレザー&ラグソールという共通点はあるものの、細かな仕様はそれぞれのコンセプトに合わせて変えてあります。
例えばソール。
今回買ったチャッカはハーフラバーがオックスフォードと同じ彫りの浅いものでした。
ミッドソールの有無もそれぞれで、オックスフォードはミッドソールなしでしたが、チャッカは6インチブーツと同じくミッドソールが入っています。
オックスフォードは最初から快適に履けましたが、チャッカは履き慣らしが必要そうですね。履き慣らし、決して嫌いではありません。
視点を変えてヒール。
ヒールパーツがオックスフォードと6インチブーツが直付けなのに対して、チャッカはスタックレザー(積み革)になっています。
これによってドレス感が一層高まっていますね。
純正の状態でスタックレザーのレッドウィングは他にはないのではないでしょうか。先日発売されたウィメンズコレクション以外に見た記憶がありません。
ただこのチャッカのヒール、トップリフトが柔らかすぎてレザーにダメージが入ってしまうという事例が多いようです。確かに指で押しただけでもプニプニと頼りないトップリフトです。早々に交換した方が良さそうですね。
あと、細かいことですが6インチブーツには一部に白ステッチが使われていますが、オックスフォードとチャッカは全て黒ステッチで統一されています。
白ステッチが入るとワーク感、カジュアル感が出ますが、全て黒だとドレス感が強まりますね。これは雰囲気を変える意図だけでなく、オックスフォードとチャッカは色付きのクリームを使うことを想定しているのかも知れませんね。
これで3足目となったベックマンファミリー。
にわかに訪れたベックマンのマイブームですが、この9017でさらに拍車がかかってしまうのでしょうか。
海外にはサイドゴアブーツのベックマンチェルシーやウィングチップブーツのベックマンウィングなど、まだ見ぬ魅力的なベックマンも存在します。
ハマったら最後、しばらく抜け出せそうにありませんね。
コメント
こんばんは!
チャッカ購入おめでとうございます(*^^*)
本当にhoriさんはいつも魅力的なモデルを選択されますね♪
仕事でもRWの夢を抱きつつ全く実行できてない私ですが、またまたエイジング楽しみにしております!
トシさん、コメントありがとうございます☆
ホントは以前のように手持ちのブーツで仕事に行きたいのですが、そうも行かなそうなので少しずつ買い揃えています^ ^
不思議なのはこのベックマンチャッカも以前買ったパラブーツのウィリアムも、何度も見たことがあってその度にスルーしているのに、ある時突然心を奪われる瞬間が訪れるということです。
自分の置かれた環境が変わると見える世界も変わるということですね。
そして、どちらを向いてもそこにレッドウィングがあることに、レッドウィングの本当の恐ろしさを感じました。
まさに八方ふさがりです^^;
トシさんもぜひ職場にレッドウィングを!
私はそろそろ本気で長いのを検討してみます^ ^