2018年秋に発売され話題になったのも記憶に新しいBEAMS BOYスペシャルブーツ。
このホワイトレザー仕立てのスーパーソール8808が、国内3店舗の直営シューストアで数量限定発売となりました。
メンズサイズの拡大展開
今回発売されたのはUS6.0からUS10.5のメンズサイズ。
元々この8808はBEAMS BOY用に作られたため、基本的にウィメンズサイズのみの展開でした。
唯一新宿のBEAMS JAPANでのみメンズサイズが販売されていたのですが、そのメンズサイズがシューストア3店舗に拡大展開された形です。
限定にはワケがある
レッドウィング・ジャパンの説明によると、このブーツが限定生産なのには理由があるようです。
レザーの生産を担うタンナー(S.B.フット社)の工場から、レッドウィング社の製靴工場に至るまで、通常黒や茶系の靴を作る製造ラインで白いレザーを扱うためには、大掛かりなメンテナンスを要するのだそうです。
それはそうですよね。いつも通りの環境で作っていたら、あんなに真っ白なレザーは作れないでしょうし、汚さずに靴に仕立てることもできないはずです。
製造ラインをメンテナンスのために止めるということは、生産キャパを落とすということですから、そう何度もできることではないでしょう。時は金なりです。
20周年はホワイト?
白いブーツといえば、2016年秋に発売されたConcepts別注のホワイトブーツが思い出されます。
このブーツはConceptsの20周年スペシャルなのですが、8808もBEAMS BOYの20周年。
20周年は白いブーツでお祝いする習慣でもあるのでしょうか。
日本では4代目ホワイトブーツ
このブーツに使われているホワイトレザー、実は初めての登場ではありません。
2000年初頭に、やはりビームスが限定モデルとして発売をしています。
2001年にモックトゥ8871とラウンドトゥ8873、2003年にエンジニア8275。
スーパーソール8808はホワイトブーツとしては4代目に当たります。
今回、BEAMSの完全限定ではなく、結果として先行発売となりました。思い起こせば、復刻半円犬タグブーツも後から直営店で発売をしています。
実はホワイトブーツの過去3モデルも最初だけBEAMS限定で発売しておいて、後から他の小売店にも解禁されています。この頃からの販売手法のようですね。
仕様
- 品番 : 8808
- レザー : ホワイトレザー(正式名称不明)
- ソール : スーパーソール
- ラスト : No.326
- サイズ展開 : US6.0-10.5 E
※US4.0-6.0はBEAMS BOYにて発売中 - 価格 : 28,700 + tax
- 発売日 : 2019年2月1日
シューストア3店舗にて数量限定発売
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