Horiは【レッドウィング】877 オロレガシーを手に入れた!

クリスマスも終わり、新年を迎えるばかりのこの時期。

一足のレッドウィングを迎え入れました。

[RedWing 877 Oro-Legacy]

この大きな箱。

レッドウィング永遠の定番、8インチモックトゥの877です。

[RedWing 877 Oro-Legacy]

877はレッドウィング熱が再燃した5年前から、いつか必ず手に入れたいブーツのひとつでした。

年末の物欲に負けた形ではありますが、5年越しの念願が成就し、心のどこかでホッと安心したような不思議な満足感があります。

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オロイジナル or オロレガシー

購入にあたって、オロイジナルにするかオロレガシーにするかはとても迷いました。

オロレガシーは登場からもう4年も経つのですね。

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早々にオロレガシーに切り替わった875とは対照的に、まだ過渡期にある877は今でもオロイジナルの在庫が数多く流通しています。
また、ヘリテージラインからは外れましたが、北米ではオロイジナル版が10875/10877として生産が継続されているので、オロイジナルの877は手に入れようと思えばまだまだ手に入るのです。

所有する875のオロイジナルがとても気に入っているので、最初はハイト違いで揃えるつもりでいたのですが、最終的にオロレガシーを選んだのはこの出来事の影響が大きいです。

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私にとってオロレガシーは言うなればリベンジ。
あの無念を晴らす意味もあり、オロレガシーを選んだのです。

奇しくもオロレガシー875を買ったのも4年前のこの時期。

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止まっていた私とオロレガシーの歴史が4年の時を経てまた動き出すのです。

877とは

さて、877は歴史のあるブーツなので、その特徴をちょっとおさらい。

1952年にハンティングブーツとして発売された877はその快適性から労働者の間で人気となり、数年後に大ヒットモデル875を生み出す元となったブーツです。レッドウィングの今日があるのは、この877のおかげと言っても過言ではないですね。

65年前の発売以来パターンの変わらない877ですが、ソールやレザーなど細かなマイナーチェンジを繰り返して現在に至ります。
先ほども触れましたが、4年前にレザーがオロイジナルからオロレガシーに世代交代して、今回買ったこの877が現時点での最新版になります。

[RedWing 877 Oro-Legacy]

875との違いは?

レッドウィングを代表する877と875。

[RedWing 877 Oro-Legacy]

良い機会なので、どこが違うのか比べてみました。
ちなみに、サイズはどちらもUS9.0Dです。

まずはハイト。

[RedWing 877 Oro-Legacy]

このくらい違います。

875が6インチ、877が8インチ。877はもっと長いと思っていましたが、意外とそれほど長くないのですね。

US9.0の場合、875が7アイレット、877は10アイレットなので、その差は3つということになります。

この両者、横顔も結構違います。

[RedWing 877 Oro-Legacy]

前後にパーツが分かれる875に対して、877は上下に分かれる作り。ピューリタンミシンによる直線的な3本ステッチが特徴的です。

この、1枚の革でグルっと足を囲む作りが、水の侵入を防ぐと共に高いフィット感を生むのですね。

フィット感と言えば、ヒールの作りも別もの。

[RedWing 877 Oro-Legacy]

875は大きなヒールカウンターが入っているので、どっしりとした後ろ姿です。
877のカウンターはバックステイに納まるほど小さいので見た目がスマート。芯のない側面は指で押すとペコペコとへこみます。

高いハイトで足首をホールドできるので、ヒールカウンターでかかとをサポートする必要がないのでしょう。

トゥ周りも雰囲気が違います。

[RedWing 877 Oro-Legacy]

877の方がプラグと呼ばれる甲のパーツが大きく取られています。そのため、レースステイの取り付け位置が後ろに下がっていて、左右のレースステイの間隔も広くなっているようです。

ここは、履いている間、常に見える部分なので、一番違いを実感するポイントかもしれませんね。

プレメンテでスタンバイ

年始の履き始めに向けて、簡単にプレメンテを施しました。

ブーツが王道ならお手入れも王道ということで、使うのはこれだけ。

[Red Wing All natural leather dressing]

ブラッシングした後に、薄くオイルを塗り込みます。

875の時も思ったのですが、オロレガシーの表面は独特ですね。

[RedWing 877 Oro-Legacy]

ブラッシングをすると引っかかる感じがあって、オイルを塗るとムラになります。その感覚はヌバックに近いものがありますが、まさか起毛されているわけではないでしょう。

手持ちのブーツで言えば、アイアンレンジ8111のアンバーハーネスが近いでしょうか。

[RedWing 877 Oro-Legacy]

初めての長い紐に戸惑いながら上まで通したら準備完了です。

久しぶりに本格的にエイジングを楽しめそうなブーツを手に入れました。早く履き慣らしたいので、しばらく休日は877ばかりになりそうです。

コメント

  1. 森本 より:

    初めまして、森本といいます、よろしくお願いします!
    いつもこのブログを楽しく拝見させてもらっています
    今度、オロレガシーの875を購入しようと検討しているので、877のエイジング報告楽しみにしています!

    • Hori Hori より:

      森本さん、コメントありがとうございます!

      オロレガシーの875ですか!良いですね☆

      このブーツがどんなエイジングをして行くのか、私自身もとても楽しみです^ ^
      877は休みの日しか履けないのでエイジングは遅めになると思いますが、ガンバって履くので楽しみにしていてください!

  2. まえそう より:

    オロレガシー僕も持っているんですけど手入れ道具は何使ってますか?シュークリームで補色したいのですが、オロレガシーの色に合うシュークリームはありますかね、、
    質問ばかりですみません。

    • Hori Hori より:

      まえそうさん、コメントありがとうございます!

      私はまだ手に入れたばかりなので、残念ながら記事中にある純正オイルとブラシしか使っていないんです^^;

      手持ちのクリームの中で色が合いそうなのを見繕ってみたのですが、M.モゥブレィのコニャックあたりが良いかなという感じでした。
      エイジングの度合いによって色味が違ってくると思いますので、実物で合わせてみるのが一番だとは思います^ ^

      また、オイルで色が復活することもありますし、ニュートラルクリームでエイジングを生かすというのも悪くないと思います!

      理想の仕上がりになると良いですね^ ^

      • まえそう より:

        お答えして頂きありがとうございます!
        オイルで補色されるということは初めて聞きました!早速やってみたいと思います!
        自分も他のメーカーのシュークリームなどで色々試していきたいです!