8月下旬。
暑い日が続いていますが、お盆を過ぎて秋モノが気になり始める時期です。
レッドウィング・ジャパンの秋の新作も発売まであと1ヶ月ほどとなりました。
もう予約はお済みですか?
今回は海の向こう、北米とヨーロッパで発売される新作の情報をキャッチしたので紹介します。
いずれも国内販売してほしくなる逸品揃いです。
Merchant boot 8064
まずは上の写真で一番左に写っているブラウンのブーツ。
2年前にデビューしたマーチャントブーツのNewカラーです。
使われているレザーはアンバーハーネス。
アイアンレンジ8111にも使われている、レッドウィング屈指の良エイジングレザーです。
マーチャントは国内でフラットボックスが発売される以前から存在した先芯なしブーツです。
オイルを多く含んだしなやかなハーネスレザーが、先芯なしのフィット感をさらに高めてくれそうですね。
つま先の潰れる独特のエイジングにアンバーハーネスの質感で、ヴィンテージ感溢れるエイジングが楽しめそうです。
Rover boot 2953
マーチャントの隣に写っているブーツはこちら。
ラスト8のラウンドトゥにクッションクレープソールを装着したローバーブーツの新色です。
ローバーは元々ブラックハーネスとカッパー ラフ&タフの2色展開でしたが、今回ホーソーンミュールスキナーが採用され、初めてラフアウトが加わりました。
ポストマンで見慣れたクッションクレープソールも色が変わると随分印象が変わりますね。この2953に使われているのはコーヒークッションクレープ、ブラックハーネスの2951にはもう少し明るい色のモルトクッションクレープが使われているので、少なくとも3色の用意があるようです。
6-inch Moc 8859
3番目はネイビーのモックトゥブーツです。
個人的にも気になるのがこのブーツ。
2016年春に発売された8882にそっくりですね。8882はインディゴポーテージ、今回発売の8859はネイビーポーテージとなります。
このネイビーポーテージ、実は初登場ではありません。
4〜5年前にJ-Crew別注4516で使われた実績があります。
アムステルダムのインスタグラムでもNavy Portageと明記されています。
アイレットや履き口のパイピングの色は8882、レザーは4516というハイブリッドな新作ですね。
Blacksmith 3345 Black Prairie
そして、最後に紹介するのがブラックスミスの3345。
ブラックスミスはラスト8のアッパーにビブラム430(かつてはニトリルコルク)を合わせた、ごくシンプルなラウンドトゥブーツです。
日本で発売されたブラックスミスはクラシックワークと同型のアッパーでしたが、海外ではベックマンと同型が採用されており、ABCマートが並行輸入した海外版ブラックスミスはABCベックマンなどと呼ばれていたこともありました。
さて、今回発売されたのがブラックプレーリーレザーを使ったブラックスミスです。
ブラックプレーリー、、、ご存知の方も多いと思いますが、この秋のジャパンの新シリーズ、1920sアウティングブーツにも使われているフルグレインの茶芯レザーです。
110周年のハンツマンに始まり、9874の限定販売、そしてブラックプレーリーの導入と、欧米でも着々と茶芯の存在感が増してきているようですね。
茶芯レザーにアンティークゴールドのハードウェア。
履き込んだらカッコ良いでしょうね。
正直、ちょっと欲しいです。
コメント
はじめまして!
いつもブログ、インスタ楽しく拝見させて頂いてます!
現在、所用でロンドンに滞在しておりますが、Horiさんのブログを見て、
6-inch Moc 8859を購入いたしました!
私、数年前に発売されたました、
インディゴポーテージの6-inch Moc 、oxford
を所有しておりますが、色味も全然違くて、
濃紺で、かなりカッコいいですよ!
海外はモックトゥがDワイズなので、細身が好きな私には、さらに有難い限りです!
redwingはもちろん、他のブランドの革靴も大好きですので、引き続き、ブログを楽しみにしております!
中村さん、コメントありがとうございます!
現地からの購入報告がいただけるとは思ってもいませんでした。海外モデルを現地で実物を見て購入できるとは、なんと羨ましい>_<
数年前にJ-Crewの4516は見たことがあるのですが、確かにインディゴポーテージとは違う色合いで、少しシックな雰囲気ですよね^ ^
それにしても、革靴がお好きでロンドン滞在なんて、夢のようなお話ですね。
ジャーミンストリートでショッピングやノーザンプトンのファクトリーショップ巡りなんて憧れますが、私の場合財力が持ちそうもありませんでした^^;
これからもお気を付けてロンドン滞在を楽しまれてください^ ^