レッドウィング・ジャパンより、限定モデルの発表がありました。
春の新作より先にお披露目されたのは、レッドウィングシューストア東京青山店の5周年を祝うこちらのスペシャルブーツです。
あれからもう5年も経つのですね。
おめでとうございます!
岡山県児島のインディゴ染めセッター
この只ならぬ出で立ちのブーツ。
デニムの聖地、岡山県児島で手作業によりインディゴ染めされた特別な一足なのだそうです。
ベースとなるのは現行の8173。
ホーソーン アビレーン ラフアウトの6インチモックトゥです。
現行なので犬タグも付くのですが、その犬タグもこの通り。
真っ青の犬タグ。愛犬ならぬ藍犬ですね。
まさか青山だから青とか。。。
靴の製品染めはなかなか見かけませんが、製品染め特有のヴィンテージ感がラフアウトのワークブーツにうまくマッチしている気がします。
間違っても白い靴下は履けませんね。
経年変化も楽しめる
インディゴ染めと言うことで、色抜けの経年変化も楽しめるとのことです。
左が新品。右が一ヶ月ほぼ毎日履いたサンプルです。
深海を思わせる深い藍色から、爽やかささえ感じるキレイなブルーに変化しているのが分かります。
色の濃いうちはパッサパサに色落ちしたスリムなブルージーンズに合わせたらカッコ良さそうです。
色が薄くなってきたら、爽やかな色と存在感を生かして夏のショートパンツに合わせるのも良さそうです。
児島の技術が光る逸品
ラフアウトブーツの後染めはリペアショップから個人まで、過去にもいくつか見たことがあるのですが、ピューリタンミシンのトリプルステッチのところはうまく染まっていない場合がほとんどです。
というのも、このトリプルステッチには防水性を高めるためのラテックスが染み込ませてあるのです。
このステッチ部分は水(=染料)が入りづらいので染めるのが難しいはずなのですが、写真を見る限り綺麗に染まっているようですね。
この辺りはさすが児島の技術というところでしょうか。
仕様
- 品番 : 8173 Indigo over dye [Limited]
- レザー : ホーソーン アビレーン ラフアウト (インディゴ製品染め)
- ソール : トラクショントレッドソール
- ラスト : No.23
- サイズ展開 : 要問い合わせ
- 価格 : 46,000 + tax
- 発売日 : 2019年1月10日
シューストア東京青山店限定発売
ヨーロッパでも周年モデルとして発売
このインディゴ染めセッター、実は初見ではありませんでした。
シューストア5周年モデルとしてではなく、ヨーロッパのセレクトショップ『Tenue de Nîmes』の10周年モデルとして既にリリースされていたのです。
アムステルダム企画の限定モデルなのにEワイズしかないのが不思議だったのですが、8173は日本限定なので、またジャパン企画モデルの海外進出の一環かなくらいにしか思っていませんでした。
これは後からでは絶対に手に入らないコレクターズアイテム化することは必至ですね。ヨーロッパではわずか75足限定でしたが、日本ではどのくらい用意されるのでしょうか。
青山店は骨董通りという土地柄、レッドウィングファンならずともファッションアイテムとして購入する方もいらっしゃるでしょうから、競争率は相当のものでしょう。
手に入れたい、履いてみたいという方はどうかお早めに。
コメント