【レッドウィング213】プレメンテ-履く前のお手入れ-

昨日購入報告をしたレッドウィングの213。

Horiは【レッドウィング213】を手に入れた!
先日一年ぶりに買ったブラックスミス2962に続いて、今年2足目のレッドウィングを買いました! ...

今日は書き切れなかったプレメンテの続きを書いて行きます。

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履く前のお手入れは必要?

個人の考え方にもよりますが、私は買った靴は必ず最初にお手入れをするようにしています。

理由はいくつかあるのですが、

  1. 長期保管で乾燥などのコンディション不良がある場合がある
  2. 靴の種類によっては最初からピカピカにして履きたい
  3. 履き始めてからの水濡れや汚れ付着の予防
  4. 最初から愛着を持って履き始めたい

主なものでこんなところでしょうか。

1はあまり心配するようなことでもないと思うのですが、レッドウィングのように大量生産の靴は手元に来た時にはすでに製造から数年経っているなんてことも多いので注意が必要です。2は主にドレスシューズの場合ですね。また、ピカピカとまでは言いませんが、レッドウィングのように箱から出した状態でホコリをかぶっているような靴は最低限ブラッシングくらいはしてあげたいですね。3は結構大事なことだと思います。大切に長く履こうと思ったらやっぱり最初が肝心ですね。特にスエードの靴やスニーカーは一度汚れるとなかなかキレイにならないので、最初の防水処理は欠かせません。個人的に一番大きいのが4です。履く前にケアをするとそれだけで愛着が湧いて、自分の物になったと感じることができます。履き始めても状態が気になるので、汚れたり乾いてきたりしてもすぐに気付くことができます。

そんな訳で新しく手に入れた213のプレメンテをして行こうと思います。

4年半の蓄積

今回手に入れた213は2011年3月の製造でした。作られてからなんとすでに4年半が経っています。

その4年半を一番実感した部分がこちら。

[RedWing 213 200collection OxbloodMesa]

緑青です。オロイジナルの875もそうなのですが、真鍮製のアイレットが使われているとレザーに接している部分から緑青が発生します。

ただ、この緑青をよく見てください。どこにも触れずに発生し続けた為に、緑青が立っているのです。私の履いている875にも緑青は出てきますが、こんな風になっているところは見たことがありません。

この他には目立った劣化もなく、むしろ最近作られたばかりのようにレザーがしっとりとしているのに驚いてしまいました。

そんな213はこんなグッズでお手入れしました。

shoe care goods

まずはブラッシングでホコリと緑青を払い落とし、必要ないかも知れませんが純正のレザードレッシングで油分を補給します。

その上で今回初めて使うM.モゥブレィのビーズエイジングオイルを塗ってみたのですが、これが予想以上に良い仕上がりになってくれました。

これは良いぞ ビーズエイジングオイル

[RedWing 213 200collection OxbloodMesa]

薄く全体に塗ってブラッシングをするとこのしっとりとしたマットなツヤ感に。クリームと違って光沢が出ないのがワークブーツに合っていますね。

ミツロウが入っているのでコルドヌリアングレーズのビーワックスクリームと同じく蜂蜜のような甘いにおいがするのも良いですね。この匂い好きなんです。

不思議なのは塗ると表情に趣が現れるところです。あたかも経年変化をしたかのようにレザーの質感に深みが増します。これがエイジングオイルと名付けられている理由なのでしょうか。
今までオイルドレザーをクリームで仕上げる時は、油分が不足するのでデリケートクリームではなく今回のようにオイルを入れた上からクリームを塗っていたのですが、ビーズエイジングオイルはレザーのしっとり感も増すので、下地はデリケートクリームで大丈夫そうです。
まぁそもそもビーズエイジング”オイル”なのでクリームと同じように考えるのが間違っているとも言えますが。だって、見た目がツヤ出しクリームみたいなんですもん。。。

ブラックチェリーとオックスブラッド

お手入れをしていて感じたのですが、このオックスブラッドメサはなかなか良いエイジングをしてくれそうな予感です。

質感は875のオロイジナルや8111のアンバーハーネスに負けないくらいオイルをたくさん含んでいて、とてもしっとりとしたしなやかなレザーです。仕様的には少しキレイ目寄りな雰囲気もありますが、オイルドレザーのワークブーツらしい貫禄のある経年変化を楽しめそうです。

色がちょうどベックマン9011のブラックチェリーに近い色なので、キレイ目は9011、ラフ系は213と使い分けができそうですね。

[RedWing 213 200collection OxbloodMesa]

たまたま同じ色の平野ブラシも入れてみました。

どんなエイジングをして行くのか、ホントに楽しみです。

コメント

  1. 勘三 より:

    おーー、ビーズエイジングでしたか!!
    私も9875はビーズエイジングでメンテしてます♪見た目もコッテリしてないですし、臭いも堪りませんよね~(*^^*)
    しかし、200シリーズ気になりますね~(((^^;)背中を押してくれた話の長い取引先様に感謝ですね!??ww

    • Hori Hori より:

      勘三さん、コメントありがとうございます☆

      はい、私も導入してみました!オイルとクリームの良いとこ取りのスグレモノですね^ ^しっかりと染み込んで油分を補給しながらベタつきもなくツヤも出すぎない。さすがR&Dさん、分かってらっしゃいますね!

      例の取引先さん、今度会った時にお礼でも言ってみましょうか。きっとポカンとされてしまいそうですが^^;

  2. tmc より:

    ビーズエイジングオイル、使い勝手が良いですよね!
    最近はオイルドブーツは全てビーズエイジングオイルです。

    具体的な使い方は、
    ステインリムーバー、ビーズエイジングオイル、ヒマラヤワックスです。
    たまに下地としてデリケートクリームを入れます。

    • Hori Hori より:

      tmcさん、コメントありがとうございます!

      やっと私も使ってみることができました^ ^教えていただいた通り、しっかり浸透、ベタつきもなく程良いツヤ感で大満足です☆これならもっと早く使えばよかったです!

      ヒマラヤワックスも未経験なので効果が気になります。結構ツヤも出るんですよね?
      機会があればまた使用感を教えてください^ ^

      • tmc より:

        新品の8103が手元に届いたので、
        一連のメンテ画像をツィートしました。
        ビーズエイジングオイルの仕上げと
        ヒマラヤワックスをスプレーした仕上げの差は
        若干ですがツヤ、コクが増した程度ですよ。

        クリームナチュラーレ仕上げの方が表面のツヤはあると感じます。

        R&Dのヒマラヤワックス商品ページの画像を見ると、
        トップコートをしたようなギラギラとした印象を持ちますが、
        あれは、もともと飴色になったブーツに施工したものを掲載したためだと思います。

        結論として、
        ヒマラヤワックスは、若干のツヤ出し、サラサラ効果で防汚、浸透したワックスが防水効果を発揮する商品だと思います。

        参考まで!!

        • Hori Hori より:

          tmcさん、お返事ありがとうございます☆

          ツイート拝見しました!勝手に抱いていたイメージとは違って、自然な仕上がりにビックリです。
          私のヒマラヤワックスのイメージはまさにR&Dさんの紹介ページのままでした^^;

          スエード以外の革靴の防水はやったことがないのですが、これなら抵抗なく使えそうです。教えてくださってありがとうございました^ ^

          余談ですが、ヒマラヤワックスはオレンジのイメージが強かったのですが、随分前にデザインが変わっていたのですね。お店であのオレンジを探してしまうところでした。前のデザインの方が効果がありそうに見える気もしますが、他のウォーリーブランドと共通デザインになってスタイリッシュになったのは嬉しいですね☆

  3. トシ より:

    こんばんは!
    ビーズエイジングオイル、使い勝手いいですよね♪塗りやすいし香りもいいし(^-^)
    オイルドレザーには、シアバターもオススメです〜!オイルドレザー×クリーム仕上げのベースとかにも使えます!

    • Hori Hori より:

      トシさん、コメントありがとうございます!

      私もビーズエイジングクリーム、とても気に入りました☆
      シアバターも気になりますねぇ^ ^今使っているケア用品がなくなり次第プレステージラインに置き替えて行こうと思います!
      使い切る前にガマンできなくなって買ってしまうかもですが^^;