北米、欧州レッドウィングから怒涛の新作ラッシュが続いています。
先日、見事なオロラセット2トーンコンビブーツ8819を紹介したばかりですが、
今回、これのブラックバージョンがリリースされました。
ブラック2トーンモックトゥブーツ 8818
これがそのブラックバージョン、8818です。
使われるレザーはブラッククローム×ブラックアビレーンラフアウトです。
外付けヒールカウンターも8819と同じランバージャックタイプ。
レースはタスランとレザーが付属される特別仕様で、箱はホワイトボックス、販売店も一部に限られる限定モデルのようです。
そんな8818は、残念ながら北米、欧州市場向けモデルなので今のところ国内展開の情報は入ってきていません。
ただし、北米モデル個人輸入の強い味方「Shoe pop Japan」さんでは既に8819も8818も入荷済み。
私もお世話になったことのある信頼できるショップなので、安心してご利用ください。
裏表2トーンコンビは新たな潮流?
最近、裏表コンビのレッドウィングのリリースが続いているように思います。
振り返ってみれば昨年秋にリリースされて、国内でも直営店限定発売されたEAT DUSTペコスが発端でした。
次いでオロラセット2トーンコンビの8819が出て、
更にトッド・スナイダーのコラボブーツ。
そして今回の8818。
裏表2トーンコンビがひとつの大きな流れになっているのは間違いがなさそうです。
本国アメリカでのファッションアイテム化が進行
ヨーロッパはともかくとして、アメリカでのレッドウィング(ヘリテージ)のファッションアイテム化が進んでいるのは嬉しいことです。
実用性(≒耐久性)の面では裏表の配置は逆の方が有利でしょうし、そもそも生産効率を考えればコンビなどという発想は出ないはずです。
こういったブーツが限定とは言えコラボでなく自前で出てくるというのは、レッドウィングのヘリテージコレクションに対する意識の変化の現れに他ありません。
前述のトッド・スナイダー氏は、J.クルーのデザイナーを務めていた時、日本のセレクトショップに並んでいるレッドウィングを見て可能性を感じ、その経験が後の一連のコラボに繋がったのだそうです。
アメリカの懐古趣味的存在だったレッドウィングのヘリテージコレクションが、日本で生まれた「アメカジ」ファッションに欠かせないアイテムとなり、日本市場のフィルターを通して今度は本国がファッションアイテムとして世界に発信する。
そんな大きなサイクルの中で、レッドウィングはまだ進化の途中にあるのではないでしょうか。
本国の商品開発は必ずグローバルに波及します。
ジャパンの今後の開発にも少なからず影響が出てくるのではないでしょうか。
今後がますます楽しみです。
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