【レッドウィング】2018年秋 犬タグ付き8877を限定発売へ!

ようやく厳しい寒さが緩み、あとは暖かくなって桜が咲くのを待つばかりのこの春先。

レッドウィングの春の新作「スポーツオックスフォード」の発売もこれからというタイミングですが、早くも秋発売モデルの情報が飛び込んできました。

なんと、8877が犬タグ付きの限定モデルとして再販されるというのです。

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8877とは?

8877はかつて国内で販売されていたオロラセットポーテージの8インチモックトゥブーツです。

[Red Wing 8877]

Image from “Red Wing Japan

その生い立ちは6インチモックトゥの大ヒットモデル8875と同じ。

1996年、875、877、866に使用されていた赤茶色のオロラセット「ポーテージ」レザーを1950年代当時の875に使用されていた色合いへ戻そうという事になり、「オロイジナル」レザーが開発された。同時に、それまでの赤みの強い茶色の好まれた市場でのみ、オロラセット「ポーテージ」レザーのモデルを、別の品番で継続する事にしたが、このひとつが8877である。 – レッド・ウィング・ジャパン公式サイト より引用

877のオロイジナル化に伴い、日本の代理店が別注のオロラセット・ポーテージで仕立てたのが8877なのです。

そんな兄弟分である8875と8877ですが、その後の運命は全く違うものとなってしまいました。

6インチの8875が後に国内ベストセラーまで上り詰めたのに対し、8インチの8877は発売から10年ほどで廃番となってしまったのです。

廃番からさらに10年が経った今年、限定とは言え再販を果たすというのは、大きなニュースになるのではないでしょうか。

気になる仕様は?

この知らせを聞いて、欲しい!と思った方は、その仕様が気になり始めているのではないでしょうか。

考えられる方向性は3つあります。

復刻アイリッシュセッターシリーズ

まずは2011年デビューの四角犬タグをあしらった「復刻アイリッシュセッターシリーズ」の一員としての発売。

犬タグ

ゴールドラセットセコイアとブラッククロンダイクがメインのシリーズですが、カヌーモック9851でオロラセットポーテージが採用された実績があります。

ただ、この場合タグの年代を考えると辻褄が合わなくなってしまいます。品番が9始まりでないことなども考えると、この線はないでしょうか。

復刻半円犬タグシリーズ

それでは、復刻半円犬タグシリーズとしての発売という可能性はどうでしょうか。

半円犬タグ

2016年にビームスで先行販売、2017年にレッドウィング直営店で再販された同シリーズの9876/9872は、あっという間に完売してしまった知る人ぞ知る人気モデルです。

【レッドウィング】BEAMSで完売の復刻半円犬タグが直営店3店舗で再販決定!!
買い逃した方に朗報です! 昨年2016年8月に発表されるやアメカジ界隈の話題をかっさらい、発売...

この時に使われたレザーは、赤みの強かった95年当時のオロラセットを再現したOR95です。

今回使われるのは現行のオロラセット・ポーテージのようですし、半円犬タグが付いていたのは赤みの強い頃の877だったはずなので、復刻半円犬タグで出てくる可能性は低いかもしれません。

個人的にはこれだったら一番嬉しいんですけどね。

現行アイリッシュセッターシリーズ

一番可能性が高いと踏んでいるのがこれです。

犬タグ

今年から一部の現行モデルに付けられ始めた四角犬タグです。

【レッドウィング】現行クラシックワークの一部モデルへの犬タグ導入が決定!! 8875他
レッドウィング・ジャパンから気になる情報がアナウンスされました。 現行モデルの一部にアイリッシ...

兄弟分の8875も現在この犬タグ付きで販売されているので、8877もこれに合わせてくることは十分考えられます。

この仕様であれば、限定ではなくレギュラーにして欲しいところですが、やっぱり8インチは需要が少ないというのがネックでしょうか。
どのくらいの数が用意されるか分かりませんが、需要が少ないといってもきっと瞬殺でしょうね。

再販の意図はどこに?

8877が廃番になって以降の10年間、海外でどんなにバリエーションが増えようが、8インチモックトゥは頑なに877だけで貫き通してきたレッドウィング・ジャパン。この8877の再販はその方針を大きく変える出来事と言えます。

8インチモックを877だけに絞っていたのが、レッドウィングの伝統を守るためだったのか、単に8インチのニーズの問題だったのかは分かりませんが、ジャパン主導で開発した110周年モデルが8インチだったことを考えると、理由はやはり前者だったのかなと思います。

現行モデルに犬タグ導入の記事でも書きましたが、レッドウィング・ジャパンは過去の成功を元にワークブーツ市場でのブランド力再構築を目指しているように見えます。
そういう視点で見ると、この8877の再販は90年代アメカジブーム当時のラインナップを再現しようという目論見なのではないでしょうか。

いずれにしても、今年の秋の目玉になることは間違いないでしょう。

コメント

  1. fish より:

    お久しぶりです、これは結構楽しみですね!
    正規店で予約出来るのかな?
    少し検討します。

  2. fish より:

    正規店にTELしたら、まだ情報が入ってないとの事で予約出来ませんでした、いつからでしょうね?

    • Hori Hori より:

      fishさん、コメントありがとうございます!

      すみません、これはまだ未確定情報なので、実際は発売されないという可能性もなきにしもあらずです^^;
      発売されるとしても公式発表は8月くらいだと思うので、予約はそれ以降かと思います。

      それまで楽しみに待ちましょう^ ^

  3. fish より:

    そうなんですね、8インチもオロラセット持っていないので、楽しみに待つことにします。