桜の開花が宣言され、満開を待つ3月下旬。
三寒四温の四温ではもう初夏並みの日も出てきています。
一度春を体感してしまうと、また寒くなると分かっていても冬の装いが重く感じられてしまいます。
靴も同じで、休日のアメカジスタイルは別として今後仕事は寒くてもチャッカまで。それに合わせてシューズラックの入れ替えを行いました。
冬の間も履いていた靴は良いとしても、春夏しか履かない靴は半年ぶりの稼働となります。
本格的にローテーション入りする前にお手入れが必要です。
3年目のJ.M.ウェストン 180
夏用の靴といえば私の場合このローファー。
J.M.ウェストンのシグネチャーローファー180です。
購入が2016年4月なので、もうすぐ丸3年です。
早いものですね。あまりの痛みに悲鳴を上げていたのがついこの間のようにに思えます。
シワも深くなり、今ではすっかり足に馴染んでくれています。
夏に向けてお手入れ
デュプイ製ボックスカーフの美しさと、黄色みの強い独特なネイビーを楽しむために、この3年間カラーレスのクリームのみでお手入れしてきました。
今のところ色褪せしたようには感じませんが、気付いた時には結構進行してしまっているのが色褪せ。
今後のためにカラークリームを使い始めることにしました。
J.M.ウェストン 純正クリーム
使うクリームはこちら。
J.M.ウェストンの純正クリーム≪ネイビー≫です。
実は2年ほど前に買って寝かせてありました。使うのは今回が初めてです。
このクリーム、匂いから質感までサフィール ノワールのクレム1925にそっくり。
同じフランスなので、OEMなのでしょうか。
ちなみに容器はこれまた同じくフランスのコルドヌリ・アングレーズと瓜二つ。高さも幅も、フタのネジ山の切り方に至るまで全く一緒。
もしかしたら、コルドヌリの容器にクレム1925を入れたd。。。
いつもの顔ぶれ
純正クリーム以外はいつもの顔ぶれです。
- M.Mowbray ステインリムーバー
- M.Mowbray デリケートクリーム
- M.Mowbray ソールモイスチャライザー
- M.Mowbray ペネトレイトブラシ(新品)
- M.Mowbray Hirano黒馬毛ブラシ
- M.Mowbray Hirano白豚毛ブラシ(新品)
見事にM.Mowbrayですね。R&Dさん大好きです。
ブラシは新品が2つ。Hiranoの白豚毛は今や幻となりつつありますが、このために用意しておいたものです。
まずはソール
手順はいつもの通りですが、今回はソールを先に仕上げました。
濡らしたクロスでキレイに拭いたら、ソールモイスチャライザーを塗り込みボトルでゴリゴリ。
※写真を撮り忘れたので、前回の写真です。
そしてアッパー
ソールを仕上げたらいよいよアッパーです。
ブラシ⇒ステインリムーバー⇒デリケートクリームでベースを整えたら、純正クリームを薄く塗ってブラッシングを。
まずは右足。
油性クリームなので、薄塗りでもなかなかの着色力です。
さらに左足も。
緑っぽさが隠れて、青々とした色になりました。
油性クリームらしいしっとりとコクのあるツヤが良い雰囲気です。
真っ白だったブラシにも色が付きました。
グラデーションになっているのは、使う部分が偏っているのでしょうね。もっと均一になるようにブラッシングした方が良いのでしょうか。
4年目も
さて、3年履いてすっかり足に馴染み愛着の出てきた180。
お手入れも済んで準備万端。今シーズンも主力で頑張ってもらいます。
本当は色違いも欲しいのですが、いつになることやら。。。
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