手持ちのパラブーツの中ではシャンボードNuitに次いで2番目に古株のウィリアムCognac。
自分でも意外だった購入からもうすぐ2年が経ちます。
シブさの中にも可愛らしさを感じさせるフォルムと、表情豊かなコニャックカラーのグレインレザーがとても気に入っています。
これまでの着用回数はおよそ80回。
平均すると週1回ほどのペースで履いていたことになります。所有する靴の中ではかなりハイペースな部類です。
ウィリアム グレインコニャックは廃番?
そんなグレインコニャックのウィリアムですが、実はすでに廃番になってしまったとの噂を耳にしました。
確かに、言われてみれば直営ブティックでもデパートのコーナーでもグレインコニャックのウィリアムは見かけなくなりました。
以前、直営店のスタッフさんがグレインレザーのウィリアムは圧倒的にダークブラウンが売れているとおっしゃっていたので、廃番はあり得なくもない話です。
個人的にはウィリアムといえばこのグレインコニャックだったので、廃番だとしたらとても残念です。
その後、気になって直営ブティックで問い合わせてみたところ、廃番の情報は否定されました。国内在庫僅少ではあるが、廃番ではないとのこと。ただし、本国でも在庫は僅かで、その時点で追加生産の予定はないとのことでした。
在庫がなくて追加生産もない。でも廃番でもない。。。
パラブーツは一時姿を消したモデルが後に販売を再開することがあります。
例えば私がバースを買った時に比較したかったマーロは当時どこを探してもなかったのですが、今は直営ブティックに並んでいたりします。グレインコニャックのウィリアムもそのパターンなのかもしれません。
ライニング修理
もともと靴は大切に履いているつもりですが、希少な存在になるよ思うと余計に大切に履かなければという気になります。
そこで、最近気になり始めていたライニングの擦り切れを修理してもらうことにしました。
雨や満員電車を避けて履いているので、表向きはキレイな状態を保てていますが、80回履いたなりのダメージが内側に現れているのです。
ヒールには大きな穴が。
シャンボードの時とほとんど同じ穴の開き方です。
修理箇所は写真のかかと部分に加えて、親指の爪、薬指、小指の当たるところに開いた3つの穴です。
シャンボードの時はかかとと小指の穴だけだったので、今回はそれより少し広範囲な修理になりそうです。
骨董通りの直営店へ
修理に出したのは今回も骨董通りの直営ブティック。
直営店なので当たり前なのかもしれませんが、前回の修理の仕上がりがとてもキレイだったので、全幅の信頼を寄せています。
ちなみに今回の訪問時も店内にグレインコニャックのウィリアムは見当たりませんでした。
代打はトリッカーズのバートン
修理に出している間に履く靴として購入したのが先日のバートンです。
薄茶のややボリュームのある靴ということで選んだのですが、いかがでしょうか。
比べてみると色も雰囲気も全く別物ですね。代わりに履くなんて半分以上言い訳だったので、分かってはいましたが。
こうして靴が増えて行くのです。
コメント
Horiさんは靴の中にダメージが蓄積していくタイプなんですね。僕は逆に靴の表側にダメージがいくタイプです。
七条さん、コメントありがとうございます!
内側から来ちゃいますね。。。歳をとって動きが緩慢になってきたからか、私の場合表はなんともないのです^^;
レッドウィングもキャンバスライニングのものは穴が空いてきてしまいます。
でも、パラブーツは他の靴に比べて特に弱い気がします。ライニングのレザーがソフトで履き心地は良いのですが、摩擦に対してとても弱いです。表が丈夫にできてるだけに、もったいないですね。
お金や手間はかかりますが、その分愛着が湧くということで、自分を納得させています^^;