今年もとうとう梅雨入りしました。
靴好きにとって梅雨は何とも悩ましい季節。
毎日履く靴に頭を悩ませるのはもちろん、保管状態にも気をつけなければいけません。
雨に濡れて放置なんてもってのほかですし、高温多湿になるこの時期は革靴の大敵「カビ」はもちろん「ニオイ」も気になるところ。
皆さん、梅雨時の靴の管理、どうしていますか?
私は3年前に買った「リフレッシューズ SS-700」で梅雨はもちろん、一年中快適な靴ライフを送っています。
リフレッシューズ SS-700
こちらがリフレッシューズ SS-700です。
リフレッシューズにはSS-300NとSS-700の2機種があるのですが、ブーツで使う予定であればSS-700一択です。
リフレッシューズは一見よくある靴乾燥機のようですが、さにあらず。
靴を乾燥させるだけではなく、なんと除菌と消臭までできてしまうスグレモノなのです。
それぞれの機能を詳しく見て行きましょう。
乾燥機能
基本性能である乾燥。
乾燥と言っても、靴の場合ただ乾かせば良いってもんじゃありません。
アッパーやライニングも含めて、レザーの過乾燥は深刻なダメージにつながってしまいます。
レッドウィングなどインソールに厚いレザーを使用している靴は、乾燥しすぎによるひび割れもよく耳にしますよね。
その点、リフレッシューズは靴に特化した乾燥機能を備えており、デリケートな皮革にもダメージのない45℃の優しい温風で靴の内部を乾燥してくれます。実際、3年間毎日履いた靴をリフレッシューズで乾燥させていますが、過乾燥によるダメージは皆無です。
一応15分、30分、60分のタイマーが付いているので、乾燥しすぎが心配な方は湿り具合によって調節すると良いと思います。
ちなみに私は毎日60分コースです。
除菌機能
リフレッシューズには靴の除菌機能が付いています。
温風が出るダクトに紫外線ランプが仕込まれていて、乾燥と同時に紫外線照射による除菌ができるのです。
ランプがダクトの先端なので、カビの温床になりがちなつま先を効果的に除菌することができます。
夏場はブーツを履く機会が減りますが、保管前にリフレッシューズで除菌しておけばカビ発生のリスクが軽減して安心です。
脱臭機能
リフレッシューズにはさらに光触媒による脱臭機能も搭載されています。
光触媒脱臭というのは、二酸化チタンに紫外線を当てることにより活性酸素を発生させ、その活性酸素がニオイ物質を分解することにより脱臭効果を発揮します。家庭用の空気清浄機にも応用されている技術ですね。
リフレッシューズを導入して以来、足に汗をかきやすい私でも足と靴のニオイに悩まされたことは一度もないので、効果は絶大だと思います。
操作性と耐久性
機能てんこ盛りなリフレッシューズですが、操作は至って簡単です。
操作はON/OFFとタイマーのみ。
出力設定もなく、3つの機能を独立して操作する必要もありません。一度の操作で全てが動作します。
最初は物足りなく思えましたが、毎日使ううちに煩わしさがないのが嬉しいことに気付きました。
また、本体は高さと角度を調整できるようになっており、あらゆる靴に対応することができます。
これがSS-300NではなくSS-700をおすすめする理由です。
ローファーのようなコンパクトな革靴ももちろん使用可能ですし、、、
レッドウィングの8インチハイトブーツもこの通り。
高さはまだまだ余裕があるので、女性物のロングブーツなんかもセット可能です。
耐久性も申し分なく、3年間ほぼ毎日使っても故障ひとつありません。
いろいろな機能が付いているからというのもあるかも知れませんが、本体にずっしりとした重さがあり安定感が良く、その重さを受け止めるだけの頑丈な作りになっているように思います。
乾かすだけじゃない、除菌するだけじゃない、脱臭するだけじゃない。簡単なボタン操作のあとは放置するだけで全てをこなしてくれる。私の日々の靴ライフの裏にはこんな頼れる相棒の存在があるのです。
皆さんもそんなリフレッシューズと一緒に、一年中快適な靴ライフを送りませんか?
先日、SS-700を購入したツイッターのフォロワーさんから、レッドウィングのブーツをセットすると首が下を向いてしまって使いづらいという報告がありました。
その後メーカーに送られたそうなのですが、実は過去にマイナーチェンジがあり、可動部のヒンジのパーツが変更になったと返答があったそうです。お話を伺うと、どうやらヒンジが硬いと本体に負担がかかってしまうという理由のようです。
そのフォロワーさんはメーカーで旧パーツに交換してもらって、その後は快適に使用されているそうなのですが、これから購入を検討される方でブーツで使用予定の方はお気をつけ下さい。
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