先日、レッドウィング・ジャパンの2019年春夏モデルについて記事を書きました。
その中でも触れた復刻アイリッシュセッター・チャッカの情報が早くも出てきました。
出どころはレッドウィング・ジャパンの公式ではなく「GO OUT」。
例年、1月下旬に公式からアナウンスされることが多いのですが、今回はイレギュラーです。
では、さっそく新作のアイリッシュセッター・チャッカを見て行きましょう。
アイリッシュセッター・チャッカ 9853/9852
まずは画像。
こちらがゴールドラセットセコイアの9853。
もう一色は茶芯ブラッククロンダイク。
品番は9852。
ここ数年、クロンダイク人気は過熱する一方ですので、この9852も最初は品薄になることでしょう。
タグはくるぶし位置に付くようです。
紐は他のアイリッシュセッターシリーズと同じくタスランの他にレザーが付属されます。
レクタングル・バータックステッチも入れられています。
この後に掲載する当時のカタログにはないディテールなので、ここは現代に合わせたデフォルメなのでしょう。
ベースは幻のチャッカ850
GO OUTさんの記事によれば、今回復刻されたチャッカは当時4年間しか存在しなかった幻の品番850を元に再現されているのだとか。
流行を追った新作ではなく、アーカイブの中から復刻されるレッドウィングのアイリッシュセッターシリーズには、いつもながら歴史とロマンを感じます。
アイリッシュセッターがハイトを網羅
復刻アイリッシュセッターシリーズはこのチャッカの登場を以ってハイトバリエーションをほぼ網羅することになります。
ハイト | 品番 |
オックスフォード | 9895/9894 |
チャッカ | 9853/9852 |
6インチ | 9875/9871 9874/9870 9851/9851 |
8インチ | 9877 |
9インチ | 9866 |
衝撃のデビューから6年。
こうして見ると復刻アイリッシュセッターは大きなカテゴリーに成長しましたね。
残る11インチでクロンダイクのラスト17ペコスが出てきたら面白いですが、アイリッシュセッターではないまでもエンジニア9268があるのでその線はないでしょうか。
ただ、レッドウィングの膨大な数のアーカイブには、まだ見ぬ伏兵が潜んでいるかもしれません。
ラウンドトゥのオックスフォードやアイアンレンジ系、ラインマン系、意外なところではデッキシューズやマウンテンブーツ、ニーハイブーツなんかもアーカイブにあるはずです。
引き続きシリーズの拡大に期待しましょう。
ラスト8のチャッカ
今回の復刻チャッカ、気になる木型はラスト8なのだとか。
ラスト8のチャッカは初めて見ますが、なかなか良いシルエットですよね。改めてレッドウィング最古の木型、ラスト8の万能ぶりを思い知らされます。
レッドウィングのチャッカは甲が低く先の細い木型が使われたものが多いので、足に合わないという声もよく聞きますが、ラスト8なら多くの人にフィットしてくれることでしょう。
個人的にも履き心地がとても気になります。
残りの新作は?
前回の記事でこのアイリッシュセッターと共に書いたフォアマンの情報はまだ出てきませんね。
また、追加情報としてビームス別注だったブラックラフアウトのポストマン9112が再販されるという噂もあるので、これからしばらくレッドウィングが発信する情報が見逃せなくなりますね。
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