Horiは【ナイキ】エア ズーム ペガサス 35を手に入れた!

靴を一足買いました。

とは言っても、いつもの革靴ではありません。

今回買ったのはこちら。

[Nike] Air Zoom Pegasus 35

ナイキのランニングシューズ「エア ズーム ペガサス 35」です。

なぜ急にランニングシューズかと言うと、この春から運動不足解消のために、ランニングを始めようと思うのです。

スポンサーリンク

初心者のランニングシューズ探し

初心者がランニングを始めるに当たって、最低限必要なものといえばランニングシューズでしょう。

ランニングとは言っても最初はウォーキングから始めて、徐々にジョギングを織り交ぜて、、、という感じを想定しているので、いきなりランニングシューズではなく手持ちのスニーカーで良いかな、なんて思っていたのですが、色々調べてみるとそういうわけには行かないようです。

休日に履いているアシックスタイガーGEL-LyteⅢ(ゲルライト3)なんかは、ゲルが入っていて、さも走れそうな顔をしていますが、、、

[Asics] GelLyte 3

これは、あくまでも街歩き用のいわゆるスニーカーです。

そもそもアシックスタイガーというブランド自体が、80-90’sテイストのスポーツスタイル“ファッションブランド”なのだそう。レッドウィングも古いワークブーツをファッションアイテムとして展開するファッションブランドですね。

初心者であろうと、いや初心者だからこそ、運動として走る(歩く)のであれば現代技術を注ぎ込んだランニングシューズを選ぶべきなのだとか。

では、手持ちのスニーカーと初心者向けランニングシューズの違いとは何なのでしょうか。

クッション性と安定感

一番の違いはクッション性と安定感です。

初心者向けのランニングシューズは上級者向けとは違い、「早く走る」より「足を守る」ことに重きが置かれているそう。具体的には軽さや推進力を犠牲にして分厚いクッションが搭載されています。

ゲルライト3と比べるとこの通り。

[Nike] Air Zoom Pegasus 35

ミッドソールの厚さ、ボリュームが違います。

初心者は身体ができておらず、ランニングフォームも完成していないので、クッション性の欠如は膝や腰へのダメージ、安定感の欠如は足首のダメージや転倒にも繋がりかねません。

足腰を壊したら、私の場合きっとそのまま走らなくなります

エアズームペガサス35のミッドソールはフルレングスのズームエアと、衝撃吸収に優れたCushlon(クシュロン)フォームが使われています。

[Nike] Air Zoom Pegasus 35

履いてみるとムチっとした感触で、硬めのマシュマロを踏んでいるかのよう。いつも革靴ばかり履いている足には心地の良い柔らかさです。

柔らかいとはいえ、歩いていてぐらつくような不安定さがないのが不思議なところ。柔らかいと同時に押し返してくるような反発力があるのともうひとつ、、、

[Nike] Air Zoom Pegasus 35

この後ろにせり出したソールが、自分の感覚より先に接地して着地点に誘導してくれているかのような効果があります。

軽量性

ランニングシューズに軽さは重要です。
特に足先という可動部先端の重さは、長時間の運動においてエネルギーの消費を大きく左右します。

先ほど書いた「軽さを犠牲にして分厚いクッション」と矛盾するようですが、ランニングシューズは分厚いクッションを付けても軽くできています。

ゲルライト3と比較をしてみましょう。

[Asics] GelLyte 3

ゲルライト3は片足391g。
普段重い革靴を履いていると、これでも十分過ぎるくらい軽いのですが、、、

[Nike] Air Zoom Pegasus 35

ペガサス35は287.5g。実に100g以上の重量差があります。サイズはどちらも28.5cm表記です。

上級者の使うランニングシューズは推進力をロスしないようにクッションを削ぎ落としてあるものが多く、200gを切るものもザラのようです。
このペガサス35で既に履いていないような軽さなので、さらに100g以上軽いというのはどういう世界なのか。興味が湧きます。

通気性

もうひとつ、スニーカーと違うのは通気性です。

ランニングではなく例えウォーキングであっても、それは散歩とは違うスポーツです。
心拍数が上がれば汗が出ます。それは足も同じこと。

スポーツの時に速乾性のあるウェアを着るのと同じで、靴の中を快適に保つには通気性が重要です。

ライニングやインソールで湿気を吸ってしまおうという革靴とは逆の考え方ですね。

ペガサス35のアッパーは伸縮性のあるメッシュでできています。

[Nike] Air Zoom Pegasus 35

これが見た目に違わぬ涼しさで、早歩きしただけでも足に風を感じるほどです。部位によってパターンが違うのは伸縮性と通気性をコントロールしているのでしょうか。
雨の中を走るほどストイックにはやらないつもりなので浸水の心配はないですが、冬は寒いだろうなと思います。

一方のゲルライト3はスエードに覆われている部分が多く、メッシュも実はあまり通気性が感じられません。なので冬に履いても寒くないですし、多少の雨なら浸水することもありません。

ペガサス35を初めて試着した時、こんな伸縮性のあるメッシュでなぜ足がホールドできるのかと疑問でしたが、答えはこれでした。

[Nike] Air Zoom Pegasus 35

メッシュの下から出ている細いワイヤー。
フライワイヤーと名付けられたこのワイヤーはミッドソールまで達していて、シューレースと連携して足をソールに固定します。

25年ぶりのナイキ

ナイキの靴を買ったはエアマックスやチャレンジハラチを履いていた25年ほど前の中学時分以来です。

当時はまだ全く流行っておらず、周囲からは底の厚いヘンな靴扱いでした

初めてのランニングシューズをナイキにしたのは、そのフィット感です。

[Nike] Air Zoom Pegasus

アシックスやアディダス、ニューバランスなど主要なメーカーの初心者向けはひと通り試着してみましたが、私の足にはナイキが一番合っているようでした。
中でもこのエアズームペガサス35は上記のメッシュアッパーの伸縮性と一体型のタン、タイトなヒールカップで足に吸い付くようなフィット感を得ることができました。

35年目のロングセラー

[Nike] Air Zoom Pegasus 35

ペガサス35の「35」はペガサスシリーズの誕生から35年目を意味するのだそうです。

ペガサス35は2018年モデルです。

ヒールにもうっすらと35の文字がデザインされています。

[Nike] Air Zoom Pegasus 35

ペガサスという靴は今回初めて知ったのですが、ナイキのランニングシューズとしてはシリーズ累計売上No.1の名作シリーズだそうです。
詳しくはナイキのサイトで紹介されています。

ナイキ ペガサスについて知られざる10のこと
ナイキは1983年に全てのランナーのためのシューズとして、ペガサスを発売しました。(名前の元になった、馬の半身

現在ペガサスシリーズには上位モデルとしてペガサス ターボがありますが、これは箱根駅伝などでも話題になったカーボンプレート内蔵厚底シューズ「ズーム ヴェイパーフライ 4%」の設計を取り入れたレーシングモデルです。そのターボをベースに、より一般向けにしたのがペガサス35というシューズの位置付けのようです。

ランニングシューズは消耗品?

革靴と違い、ランニングシューズには明確な寿命があるそうです。主にクッションの耐久性によるもののようなのですが、クッションの劣化を始めとする機能の低下は、そのまま怪我や故障のリスクを高めます。

[Nike] Air Zoom Pegasus

メーカーやモデルにもよるとは思いますが、一般的に走行距離500〜1,000km前後で寿命と言われるそうなので、ランニングシューズは消耗品と考えた方が良さそうです。とは言っても、私の想定しているペースだと2年以上は保ちそうですが。

500〜1,000kmと大きな開きがあるのは、クッションの材質の違いはもちろん、着用頻度の高さも寿命に大きく関わるからなのだそうです。
一度走ったシューズは48時間程度置かないとクッション性能が回復しないそうです。なので、一度履いたシューズは2〜3日休ませた方が良いとのことです。

理由は違えど、付き合い方は革靴と同じということですね

目指せ!フルマラソン?

さて、お気に入りのランニングシューズを手に入れてモチベーションMAXの私。
目指すはフルマラソン完走!と行きたいところですが、普通に考えて無理でしょう。あくまでも目的は運動不足解消なので、無理は厳禁です。

ただ、今回ランニングシューズを購入するに当たって色々調べて、色々試着しましたが、それぞれに独自の機能性があったり、デザインや色も豊富で、本当に迷いました。

まだ一歩も走っていない状況にもかかわらず、次はあれにしよう。これってどんな履き心地なのかな。と、早くも次の一足を考え始めている始末。

靴好きの悪いところですね。。。

とにかく、ペガサス35で走り始めます!

コメント