鼻毛出ていませんか?
私たち人間が生きていく上で必要不可欠な「鼻毛」。
呼吸時にウィルスや異物の侵入を防ぐフィルターの役割を果たし、鼻腔内の乾燥も防いでくれるスグレモノです。
そんななくては困る鼻毛も、ひとたび鼻の穴から出ると途端に邪魔者になるから困りものです。
身を呈して私たちの身体を守ってくれている一方、一線を超えればイメージダウン必至。鼻毛という名の諸刃の刃。
現代人にとって鼻毛の適切な処理はQOLに大きく関わる重要事項なのです。
Quality Of Life(クオリティ オブ ライフ)
= 生活の質 人生の質
鼻毛処理アイテムあれこれ
鼻毛は出ていると一目で気付かれるのに、それを誰も教えてくれない特殊な存在です。鼻毛を人に見せないためには自らが細心の注意を払い、適切に処理をする必要があります。
その重要性を物語るが如く、この世にはたくさんの鼻毛処理アイテムが用意されています。
ハサミ
鼻毛処理と聞いて真っ先に思い浮かぶのは「ハサミ」でしょう。入手しやすくて、手っ取り早く伸びた鼻毛をカットすることができます。
先が丸くなった鼻毛用の小型ハサミなら安全に、かつ狭い鼻の中でも確実に鼻毛を切ることができます。
ですが、意外と処理に時間がかかる上に、寝ている毛や見えない場所が切りづらく、どうしても切り残しが出てしまいます。ハサミでの処理は応急処置感が否めません。
ブラジリアンワックス
それならブラジリアンワックスで一網打尽という手もありますが、
仕上がりは綺麗そうですが、正直痛そうですし奥まで抜きすぎてフィルター効果を失っても困ります。
また、傷ついた毛穴からバイ菌が入って化膿なんて可能性もあります。
実際にピンセットで抜いたところが腫れて痛くなった経験があります
バリカン
鼻毛専用のバリカンなんてものもあります。
日本橋木屋の鼻毛バリカン。
これ、かつてサッカー女子日本代表をW杯優勝に導いた佐々木監督が愛用しているということで人気の出たものです。
女子の信頼を得るには身だしなみからという奥さまの忠告に従い、毎日鼻毛チェックを欠かさなかった佐々木監督。
似たような境遇で働いている私はこの話を聞いてすぐにこのバリカンを買い求めました。
鋼鉄製でギミック感のある回転式バリカンは気持ち良く鼻毛を切ってくれます。
ただし、狙った毛を切るのには向いておらず、正確性ではハサミに一歩譲ります。また、意外と手入れが面倒で、怠れば錆が出て使えなくなってしまいます。錆は出ずとも、キレが悪くなってくると鼻毛が切れずに引っ張られて痛い思いをすることもしばしば。
電動鼻毛カッターの最高峰 Panasonic ER-GN70
そして最近手に入れたのが電動鼻毛カッターです。
国内外問わずたくさんのメーカーが様々な鼻毛カッターをリリースしていますが、私が選んだのはパナソニックのエチケットカッターER-GN70です。
同社のエチケットカッターシリーズの最上位モデルで、パワーとメンテナンス性の良さが売りです。
結論から言うと、なぜもっと早く買わなかったのだろうという満足度の高さです。
スタイリッシュなデザイン
性能もさることながら、ER-GN70はデザインが優れています。
生活スペースに置くものはデザインにもこだわりたいもの。ER-GN70は主張の強くないスタイリッシュなデザインで、キャップを閉めておけばパッと見は鼻毛カッターに見えません。
来客の目に触れても鼻毛カッターと悟られることはないでしょう。
鼻毛処理はあくまで身だしなみであって、それ自体もしくはその姿を他人にアピールする必要はないのです。
デュアルエッジ刃
性能面で一番の特徴は、パナソニック独自のデュアルエッジ刃が搭載されていることです。
内刃に横だけでなく天面にもエッジを付けることにより、奥の毛もカットできるという仕組みです。
従来比1.2倍のトルクのおかげか、毛が引っ張られるということもなく、パワフルに鼻毛をカットしてくれます。切るというより剃っているような感覚ですが、処理後にヒリヒリするようなことも全くありません。
毛くず吸引
そしてありがたいのが毛くず吸引機能。
カットした鼻毛を吸引してくれるので、飛び散ったり鼻の中に残ったりしづらいのです。
処理後に洗面台や鼻の中の掃除をしなくて済むので、トータルで見ると結構な時短になります。
水洗いOK
吸引した毛くずは水で洗い流すことができます。
上図のように入水口から内部を洗う簡易的な洗浄方法と、外刃、内刃、毛くずボックスを取り外して洗う分解洗浄が可能です。
先端部分はハンドソープをつけてスイッチONで泡立てて洗えるのでいつでも清潔に使うことができます。
ちなみに本体自体がIPX7基準の防水設計になっているので、水濡れによる故障の心配がないのも嬉しいところです。
耳 ヒゲ 眉にも
ER-GN70は鼻毛以外の処理も可能です。
ヒゲや眉は他の電動鼻毛カッターでも処理できますが、Panasonicのデュアルエッジ刃搭載モデルは先端で毛を切ることができるので、簡単に素早く狙った通りの形に整えることができます。
ハサミでもヒゲや眉を整えることは可能ですが、耳となると話は別です。刃が肌に触れないように外刃を持つ電動鼻毛カッターは、直接見ることができない耳毛のお手入れにも最適です。
外刃が外れやすい?
買う前にひとつだけ心配だったのが、口コミに散見する外刃が外れやすいという評価。キャップと一緒に外刃が外れてしまい、嵌った外刃を取り出すのに苦労するとのこと。
数回試してみましたが、私の手元にある個体では外刃が外れてしまうということはありませんでした。
すでに発売から1年以上経過しているので、対策が取られた可能性もありますね。
ちなみに取扱説明書と一緒にこんな別紙が入っていました。
やや分かりづらい仕様ですが、図に従い毛くずボックスの●を▲に合わせ、取扱説明書の通り外刃のマークも▲に合わせて使えば問題ないようです。
唯一の心配も杞憂に終わり、改めて良いものを手に入れたと実感しました。
鼻毛処理方法別評価比較
最後に各処理方法の評価比較です。
完全に独断の上に、ワックスは使ったことがないので想像の域を出ませんが参考になれば幸いです。
評価は相対評価です。
評価項目 | 電動カッター (ER-GN70) |
ハサミ | バリカン | ワックス |
仕上がり | ◯ | × | △ | ◎ |
手軽さ | △ | ◎ | ◯ | × |
手入れ | △ | ◯ | × | ◎ |
安全性 | ◎ | △ | ◯ | × |
汎用性 | ◎ | ◯ | △ | × |
【評価基準】
- 仕上がり・・・処理後のキレイさ。
- 手軽さ・・・思い立った時にサッと処理できる手軽さ。
- 手入れ・・・お手入れのしやすさ。ワックスはお手入れ不要?
- 安全性・・・怪我や炎症のリスク。
- 汎用性・・・鼻毛以外の処理に使えるかどうか。
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