当ブログは靴中心のブログですが、今回は趣向を変えてカメラのお話です。
ブログと写真は切っても切れない関係なので、このブログの写真がどういう風に撮られているのかも含めてちょっとご紹介します。
初めてのマイクロレンズ
カメラの交換レンズを買いました。
買ったのは自身初のマイクロレンズ。ニコンの[AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G]です。
DX(APS-C)専用の単焦点レンズで、小型軽量なのが嬉しいですね。
毎日持ち歩いている私の愛機Nikon D80に装着するとこんな感じです。
フードに少し深さがあるので大きく見えますが、軽くて納まりも良く、持ち運びに便利そうです。
いつも使っている35mmとの違いは?
今回買ったレンズは、私の常用レンズである[AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G]と大きさも重さもほぼ一緒。焦点距離も35mmと40mmで大きな違いはありません。
それではなぜこのレンズを買ったかと言うと、冒頭にも書いたマイクロレンズだからです。マイクロレンズ=マクロレンズは普通のレンズにはできない近接撮影ができるのが特徴です。
マクロと言うと花や昆虫などが一般的ですが、私の場合、主な被写体もちろん靴。今まで靴の写真を撮りながら、ここをもっとアップで撮りたいのに、、、ということが多々あったので、以前から欲しいなとは思っていたのです。
この40mmレンズがどのくらいまで近付いて撮れるかと言うと、被写体からカメラのセンサー面までが最短で0.163m(16.3cm)。この最短距離で撮る時、被写体がセンサーに等倍(実物大)で映るようです。
これが前述の35mmレンズだと0.3m。最低でも30cm離れないとピントを合わせることができないのです。
実際に撮っている場面がこちら。
ここまで寄ってもピントが合うことに驚き。
最短撮影距離がセンサー面から16.3cmなので、レンズの先が被写体に触れる寸前まで寄れるのです。
めくるめくマクロの世界
それでは買ったばかりの[AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G]で撮った写真をご覧いただきましょう。
まずはいつものように全体像から。
マイクロレンズだからといって近接撮影しかできない訳ではなく、ちゃんとこういった通常の撮影もできます。
それではいよいよ近接撮影したレッドウィング875です。
モカ縫い部分です。
縫い糸の毛羽立った繊維一本一本まで写っています。
アイレット。RED WINGの刻印がお分かりいただけますでしょうか?
ここまでアップにすると、緑青が出ていてお手入れをさぼっているのがバレますね。。。
そして、先ほどの最短撮影距離で撮ったのがこちら。
もはや、一瞬何の写真だか分かりませんね。
くるぶし位置の刻印のアップですが、レザーの毛穴のひとつひとつまで見て取ることができます。
これは面白い
マイクロレンズ、想像以上の面白さでした。
いつも見ているものなのに、目で見るのとはまた違う一面を見ることができます。
これは今回のようなブツ撮りだけでなく、35mmに代わって普段の持ち歩きにしても良いかもしれませんね。
もうひとつのブログ「今日も晴れて幸せ!」の【今日の足元】の写真もこれで撮ったら今までと少し違うアプローチで紹介できそうです。
お手頃価格ながら十分遊べる本格マイクロレンズ。これは良い買い物をしました。
コメント
ブロックの更新いつも楽しみにしています。
マイクロニッコールレンズ購入おめでとうございます。
私もマイクロニッコール大好きです。
マクロレンズがあると、ブツ撮りの表現方法が増えますよね。いい写真をたくさん掲載してください。
文具事務さん、コメントありがとうございます^ ^
マイクロレンズ良いですね☆写真の楽しみ方が一気に広がったような気がします!
いつかはFXと思いながら、お手軽価格につられてまたDXレンズを買ってしまいました^^;
マイクロレンズはただ近づいて取れば良いというわけではなさそうなので、色々勉強して良い写真が撮れるように努力します!
カメラも新しいのが出てきていて色々進化しているみたいですね。でも買うならやっぱりD700が良いかなと思っています^ ^
FUJIFILMのXE-1というミラーレスを使ってるんですが近接撮影ができなくて困る時があります。
これだけ寄れると見える世界が一気に広がりますね。
レンズの効果なのか全体の写真もいい感じで影が入ってステキな一枚ですね。
しまい込んでいるX-10という確かマクロ撮影に特化したコンデジがあるのでひっぱり出してみようかな。
監督さん、コメントありがとうございます☆
富士フィルムの写真は独特の雰囲気ありますよね!ハマると抜け出せなくなりそうです^ ^
マクロ撮影、楽しいですよ!ぜひ試してみてください!!ブーツたちの新しい一面に出会えますよ!